大学入試センターは14日、大学入学共通テストで4人の不正行為を確認したと発表した。全教科の成績を無効にする。また、2日間の日程を終えて、再試験の対象者は計50人、繰り下げは最長で110分になったことも明らかにした。
センターによると、不正行為のあった4人のうち、2人はカンニングペーパーの使用だった。山口県内の会場で地理歴史・公民の試験時間に受験生1人が複数枚のメモを机上に置いているのが確認された。広島県内の会場では受験生1人が数学2での時間に、数式が書いてある紙を机上に置いていたという。
残る2人のうち、1人は東京都内の会場で、外国語の試験時間が終了して「解答やめ」の指示があったのに従わなかった。もう1人は岐阜県内で理科2の試験時に不正行為とされる定規の使用が確認されたという。
一方、再試験の対象者は最終…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル