大分県別府市の鶴見岳(1375メートル)の山頂近くの特設会場で21日、恒例の大寒がまん大会があった。海外も含め11~80歳の55人が参加した。積雪はないが霧雨が降り、時折寒風が吹きつける中、熱戦が繰り広げられた。
大会競技は5種目。氷の椅子に座り、氷の器に盛られたそうめんやかき氷を食べるスピードを競ったり、氷の柱にしがみつく時間の長さを競ったりする。
気温は午前10時の時点で3度。参加者の中には、麦わら帽子にTシャツ姿や半袖、半ズボンの猛者もいた。「がんばれ」「寒くない」などの声援を受け、震える手でスプーンや箸で口いっぱいにほおばった。
そうめんの早食いで昨年に続き連覇を狙った山口県宇部市の会社員江本要さん(61)は「今年は寒さというより雨と風で冷たい」。惜しくも2位で、「タイムは悪くなかったが優勝者が早かった」と振り返った。
また、「地獄の針仕事」と名…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル