古畑航希
北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が4日、札幌市中央区の大通公園などで開幕した。昨年まではコロナ禍のため一部会場が中止されていたが、4年ぶりに全3会場での開催となった。高さ10メートルを超える大雪像を含む計196基の雪氷像が並ぶほか、6年半ぶりの開催となった札幌国際芸術祭の展示もある。11日まで。
3年ぶりのリアル開催となった昨年の来場者は175万人だったが、今年はインバウンドの回復傾向もあり、コロナ前の水準である200万人を目指す。大通、すすきの(中央区)、スポーツ交流施設「つどーむ」(東区)で開かれる。
大通会場では、明治時代の北海道を舞台にした人気漫画「ゴールデンカムイ」のキャラクター、杉元佐一やアシ●(小書きのリ)パなどの大雪像が並ぶ。約80基の市民雪像も立ち並び、専用アプリを使った人気投票も行われる。
札幌国際芸術祭の展示は大通2丁目にあり、「とある未来の雪のまち」をテーマに光や音を用いた作品を体感できる。繁華街のすすきの会場では、60基の氷像を見ることができる。つどーむ会場では「子どもから大人まで遊べる場」をコンセプトに、雪のすべり台や雪だるま作り広場などを楽しむことができる。(古畑航希)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル