能登半島地震の被災地で活動した神奈川県内の女性消防職員6人が1月31日、横浜市内で記者会見した。6人は今回の地震で、「緊急消防援助隊神奈川県大隊」のメンバーとして初めて活動した女性消防職員だ。
6人が参加した第4次派遣隊は県内各地の消防から約270人が参加。1月19~22日、石川県輪島市内での行方不明者の捜索や被災地の消防の業務支援などにあたった。
「壊れた家にお正月飾りがついていた。(被災地は)時が止まったままなんだな、と感じた」「道路状況が悪く自分自身も恐怖や不安を感じた」――。6人は現地の様子を報告した。
「この仕事をしていながら何もできないもどかしさを感じていた」
派遣前の心境を話したのは座間市消防本部の柵木(ませき)景子さん(36)。被災地では輪島消防署町野分署の支援のため、水利調査を担当した。発生直後から被災地への派遣を熱望していた。
「どんな現場でも」覚悟はあったが
しかし、発生直後はトイレの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル