東京都調布市の野川サイクリング道路に穴の損傷が複数見つかり、現場近くで進む東京外郭環状道路(外環道)の工事が影響を与えた可能性を指摘されていた問題で、道路を管理する狛江市は13日、東日本高速道路(NEXCO東日本)などとともに実施した原因調査の結果を公表した。同社側は「トンネル掘進による影響である可能性は極めて低いと、有識者に確認した」との見解を明らかにした。
狛江市によると、調査は損傷のあった付近の路面を約14メートルにわたり開削して実施した。その結果、護岸の土砂の漏出を防ぐ樹脂の一部が劣化・損傷。路面下の土砂が外に漏れ出て隙間ができ、路盤の緩みが発生するなど複合的な要因が組み合わさって損傷したものと推察される、とした。
調査を実施した箇所は、市か…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル