朝倉義統
JR西日本は、北陸線の金沢―敦賀間が残り1カ月となる15日、感謝の気持ちを込めた「ありがとう北陸本線(敦賀~金沢)記念きっぷ」を限定発売する。
北陸線の同区間は3月16日の北陸新幹線延伸に伴い、三セク鉄道の「IRいしかわ鉄道」と「ハピラインふくい」に移管される。
記念切符は2種類。金沢―大阪の往復自由席特急券付きの「料金券セット」(税込み4840円)は、北陸線ゆかりの特急「サンダーバード」や「しらさぎ」の写真やイラストなどがデザインされたオリジナル台紙がセット。
もう一つの「入場券セット」(同5300円)は、同区間の全32駅の懐かしい「硬券」仕様の入場券になっていて、こちらもオリジナルの台紙が付く。
買えるのは、料金券セットが同区間の9駅(敦賀、武生、鯖江、福井、芦原温泉、加賀温泉、小松、松任、金沢)で計1700セット、同社公式オンラインショップ(https://dwmall.westjr.co.jp/shop/default.aspx)で3300セット。入場券セットは同ショップのみで1500セット。発売はいずれも午前11時から。
16日は北陸新幹線の開業日の指定席の発売日で、2日連日の「争奪戦」が繰り広げられそうだ。(朝倉義統)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル