遠藤真梨
和歌山市加太の淡嶋神社で、全国から寄せられたひな人形5千体が本殿に飾られている。
同神社では、桃の節句の3月3日、白木の舟に乗せたひな人形を海へ流し、女性の幸せを祈る伝統行事「雛(ひな)流し」が行われる。当日は女性の参拝者が、ひな人形を乗せた白木の舟を神社近くの桟橋まで担いで運ぶ。
江戸時代、紀州徳川家に姫が生まれた初節句に、人形を神社に奉納したことが始まりという。
宮司の前田智子さん(55)は、「今年の3月3日は大安。幸せ祈願にたくさんの方に参加してほしい」と話した。(遠藤真梨)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル