石川県輪島市の浄明寺に隣接する墓地では、能登半島地震で墓石が落下するなどの被害があった。地震から「四十九日」にあたる18日、墓石を動かしたり、シートを張ったりするなど、一時的に修復する人の姿があった。
輪島市の天野元良さん(74)は、子どもの時に亡くなった長男の墓に、ブルーシートをかけていた。「今はこれで勘弁してな」と転がった墓石を拾い上げた。
地震から1カ月以上が経ち、「やっと生活や仕事以外のことも考えられるようになってきた」と、お墓の様子が気になるようになった。「お盆までに、しっかり直せれば」と話した。(長島一浩)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル