能登半島地震で被災した石川県輪島市の中学生たちが9日、学びやを巣立っていった。しかし、引き続き避難生活を余儀なくされ、ふるさとに残るか離れるかの選択も迫られている。「きっとまた会える」。思いを胸に別々の道を歩み始めた。
卒業式のあった東陽中の校舎には、校外学習などの思い出を刻んだ写真パネルが並んだ。
卒業生の川原千佳さん(15)は「3年間でみんな変わったなあ」と友だちと笑い合った。卒業生の5人は、保育園からずっと一緒に過ごしてきた仲だ。
自宅は大きく傾いて住むこと…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル