再編統合の検討が必要だとして、厚生労働省が9月に424の公立・公的病院を名指ししたことで、各地の病院や自治体が反発している。ただ、政策の方向性自体に異を唱える声は少ない。高齢化や人口減少が進む中、医療体制は見直しを迫られている。
10月29日、厚労省であった自治体や病院関係者との意見交換会。関東甲信越の400人超が詰めかけ、厚労省の対応を批判した。
「住民に多くの不安を与え、スタッフにも動揺が広がっている」「必死に地域の暮らしを守っている病院がやり玉に挙がっている。そういう病院がいらないと言われることは、その地域に暮らす必要がないと言われているようだ」
厚労省側は「病院が将来担うべ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル