タレントの菊池桃子さん(51)と結婚した経済産業省の新原浩朗・経済産業政策局長(60)が5日、記者団の取材に応じた。
菊池さんは2015年、安倍政権の「1億総活躍社会」の実現に向けた国民会議の民間議員に起用され、新原氏は同会議の事務局員だった。その縁で知り合い、交際に発展したという。
新原氏によると会議の終了後、「マネジャーも同席してフォローアップの状況説明をする中で意気投合し、今年になって結婚を前提にお付き合いすることになった」という。
新原氏は、菊池さんがタレントの仕事と子育てを両立している点を「心から尊敬している。そこがひかれた理由」とし、「お互い気が合ったということだと思う」と話した。
「小さい赤い花束を持って、結婚して下さい、とシンプルに申し上げた」「私自身はとてもハッピーです。これからいい家庭をつくっていきたい」とも語った。
新原氏は1984年に旧通産省(現・経産省)に入省。安倍首相の信任が厚い「官邸官僚」の一人として知られ、内閣府の政策統括官時代には安倍政権の看板政策「働き方改革」の実務を担った。
18年7月には経産省の局長で筆頭格の経済産業政策局長に就任。現在は全世代型社会保障検討会議の事務局も兼任している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル