能登半島地震で甚大な液状化被害を受けた石川県内灘町の西荒屋地区と室地区で17日、地震後初めての住民説明会が開かれた。宅地の危険度判定で「危険」と判定されたのが2地区では半数超にのぼり、西荒屋地区では145世帯で断水が続いていることが報告された。今後、住民への意向調査を行い、復旧方針を定めることを明らかにした。
2月にあった宅地の危険度判定で、同町で調査した1534件のうち、「危険」は568件(全体の37%)、「注意」が379件(24・7%)だったことが判明。特に被害が大きい西荒屋地区(408件)は51・7%、室地区(191件)は55・5%にのぼった。
罹災(りさい)証明書の発行では、14日時点で同町の1496棟のうち、111棟(7・4%)が全壊、493棟(33・0%)が半壊と判定された。
西荒屋地区の説明会には住民…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル