能登半島地震の被災者を激励しようと、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が18日、輪島市や珠洲市など能登半島にある6市町の避難所などの上空を編隊飛行した。このうち、輪島市の輪島中学校に集まった被災者らは空を見上げてスマートフォンで撮影したり、手を振ったりしながら、歓声を上げていた。
輪島市内の避難所で生活する八井汎親さん(86)は、親類と一緒に飛行を見に訪れた。自宅は半壊で、元日の発生直後から避難生活を送っている。段ボールに区切られた避難所で外出することも少なく、久しぶりに空を見上げたという。「飛び方が美しかった。一緒に見ていたみなさんも笑顔で元気づけられた。自分も久々にほっとした気持ちにもなれた」と話した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル