九州大学病院に侵入し銀歯を盗んだとして、福岡県警東署は2日、福岡市中央区大手門2丁目、元同病院歯科医の男(38)を建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
発表によると、昨年8月13日夜、福岡市東区馬出3丁目の九州大学病院に侵入し、患者の治療で使う銀歯1個(約2.3グラム、時価約7600円)を盗んだ疑いがある。
署によると、2017~20年度、同病院で歯科医師として勤務。事件当時は別の病院に勤めていたが、九大病院で医療の研修を受けられる研修登録医制度に登録し、病院の職員用の出入り口の電子錠を開けられるIDカードを持っていたという。このカードを使って病院に入った記録などが残っているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル