名門私立中学の受験勉強をめぐり息子を殺害したとして、一審で実刑判決を受けた父親の控訴審で、弁護側は傷害致死罪の適用を主張しました。
元トラック運転手の佐竹憲吾被告(51)は、2016年8月、名古屋市北区の自宅で中学受験の勉強の指導をしていた際に、当時小学6年生の長男・崚太くん(当時12)の胸を包丁で刺して殺害した罪に問われています。
一審の名古屋地裁は、佐竹被告の「殺意」を認定し、懲役13年の実刑判決を言い渡しましたが、弁護側が控訴していました。
8日開かれた控訴審の初公判で、弁護側は「事実誤認があり、事故の可能性がある」などとして改めて殺意を否定し、傷害致死罪の適用を求めました。
一方、検察側は公訴棄却を求めました。
判決は11月27日に言い渡されます。
東海テレビ
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