食品大手「カルビー」の「ポテトチップス」で、“大阪の味”として府などと共同開発した「ポテトチップス 牛串かつ味」の発表会が、大阪府公館(大阪市中央区)で開かれた。インターネットで募集した味の案をもとに、府職員やソースメーカー「大黒屋」の大西英一社長らが参加したワークショップと試食会を経て、味とパッケージが完成。18日から近畿2府4県で発売される。
カルビーが47都道府県の自治体や企業などの協力を受けて、「地元ならではの味」をポテトチップスで再現するプロジェクトの一環として商品開発された。
発表会には、大西社長らが出席。カルビーの石辺秀規執行役員が「試作を20回繰り返して、やっとできあがった」と開発の苦労を説明。大西社長は「串カツのソースを漬けた感じを出してくださいとお願いして、ソース味を感じられるポテトチップスに仕上がった」と話した。
また、府内の福祉施設に「牛串かつ味」1200袋が寄贈されることになり、府の岸本康孝福祉部長は「47都道府県の味というコンセプトが素晴らしく、大阪らしい商品をいただいた。施設の人たちにも喜んでいただけると思う」と感謝した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース