台風19号などによる一連の水害で、東京電力福島第1原発事故の避難者のうち、少なくとも315世帯が避難先で浸水などの被害を受けたことが9日分かった。事故前に住んでいた各自治体の調査を共同通信が集計し「二重被災」の実態が判明した。一方、福島県や避難先の居住自治体は詳しい状況を把握できていない。事故から8年半余りが過ぎ、生活再建に取り組む原発避難者は「また被災するなんて」と落胆している。台風19号の上陸から12日で1カ月。今後の支援や心身のケアが課題となる。
富岡町は避難先のいわき市や郡山市など108世帯で自宅の床上や床下浸水の被害を確認した。
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