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大阪・東大阪市で護送中の被告の男が逃走し、11日に身柄が確保された事件で、大阪地検はくわしい経緯の説明を避けている。
覚せい剤取締法違反の罪などで公判中の大植良太郎被告(42)は、11月9日、大阪・東大阪市で、検察事務官3人に車で護送される際に逃走し、11日、大阪市北区で身柄を確保された。
また、大植被告をかくまった疑いで、知人でアルバイトの塗装工・荻野侯昇容疑者(37)も逮捕された。
大阪地検は、10月30日にも被告の女が逃走する事件が起きていて、大阪府の吉村知事は、相次ぐ失態について、大阪地検に再発防止策を要請する考えを示した。
吉村洋文知事は「2件連続で起きた逃亡事件を、重く受け止めてもらいたい。大阪地検に対して文書で正式に要請します」と述べた。
大阪地検は謝罪したものの、大植被告の逃走から確保までの一連の経緯については「今後の捜査などに支障が出る」などと、くわしい説明を避けている。
(関西テレビ)
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