特殊詐欺対策の一環で知り得た情報を悪用し、高齢男性から現金1110万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた京都府警の元巡査長高橋龍嗣被告(38)=懲戒免職=に京都地裁(伊藤寿裁判長)は21日、懲役5年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。
起訴状などによると、昨年11月8日、京都市伏見区の無職男性(78)が高額の現金を引き出そうとしたため金融機関が通報し、高橋被告が出動。男性の資産状況や、過去の生活保護受給について知り、その後「お金を持っていたら生活保護は受けられませんよね。警察で預かって調べる」などとうそを言い、計1110万円を詐取したとしている。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース