山形県警の制服の入札で談合を繰り返した疑いがあるとして、公正取引委員会が9月、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で山形市の百貨店「大沼」や衣料品販売「ミドリ安全山形」、福島市の百貨店「中合」など5社に立ち入り検査していたことが22日、関係者への取材で分かった。
関係者によると、山形県が発注する県警の制服や防寒服の一般競争入札で、遅くとも数年前から入札金額などを事前に調整して受注業者を決めていた疑いがある。年間の発注総額は1億円弱といい、公取委はどの範囲で談合していたか慎重に調べる。
大沼は立ち入り検査を受けたのは事実だと認め、取材に「公取委に昔からの取引状況を一切隠さず話している。深くおわびしたい」と話した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース