東京電力は22日、柏崎刈羽原発(新潟県)1、2、4号機の原子炉建屋などで、避難経路上の扉計14カ所が、密閉されたまま開放できない状態になっていたと発表した。建築基準法や消防法に抵触するといい、東電は避難経路を確保する対策を取る。
東電によると、14カ所のうち9カ所は外部に面した扉で、2011年3月に起きた東日本大震災を受け、浸水対策としてドアの隙間を埋める処置をした結果、開けない状態になっていた。
残り5カ所は内部の扉で、気密性を高める目的で実施した処置が原因。東電は外部に面した9カ所は開けるようにしたほか、内部の5カ所は避難経路の見直しなどで対応する。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース