自民党の古屋圭司元国家公安委員長は28日、皇位継承をめぐり女系天皇を容認すると受け止められかねない発言が党幹部から相次いでいることについて「首相の国会答弁、官房長官の国会答弁が一番重い。自民党としての公式見解だ」と述べた。党本部で記者団に語った。
安倍晋三首相はこれまで衆院予算委員会などで「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討していきたい」と答弁している。
また、今月19日に自民有志議員が皇位継承に関する提言を行った際には、首相は「女性天皇、女系天皇の違いについて国民に十分な理解が進んでいない」と述べたとされる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース