8日午後6時55分ごろ、さいたま市桜区道場2丁目の集合住宅で「赤ちゃんの泣き声がする」と近くの住民から110番通報があった。埼玉県警によると、5階の一室に警察官が駆けつけたところ、室内から飛び出してきた男が刃物を突きつけるなどしたため、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。室内の別々の部屋で女性と男児が血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。
浦和西署によると、男はこの部屋に住む無職安保友佐容疑者(25)で、安保容疑者は母親(57)、兄(28)、妹(24)、妹の息子(3)と5人で暮らしていたという。署は、死亡したのは安保容疑者の妹と妹の息子とみて身元確認を進めている。安保容疑者は身柄を確保された際、両手を負傷していたという。母親と兄は外出していて不在だったという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル