重い障害のある人の生活を支える障害福祉サービス「重度訪問介護」が就労中は公的補助を受けられない問題を巡り、厚生労働省の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)部会で16日「助成金が拡充されても企業は使いにくい」との意見が出た。助成金の事務が複雑で、期間が区切られていることが理由に挙がった。
現行制度のうち、例えば、通勤経路を覚えるまでの間を支援する趣旨の助成は支給期間が1カ月だけ。厚労省は、企業や自治体が活用しやすいよう、助成する期間の延長や手続きの簡素化などの検討を進めている。
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