NHKの連続テレビ小説「スカーレット」で十代田八郎(そよだはちろう)を演じる松下洸平さん(32)は、シンガー・ソングライターを経て、俳優になった。朝ドラのオーディションに何度も挑戦し、初舞台から10年にしてつかんだチャンス。八郎という役に巡り合い、「10年やってきたことは間違っていなかった」と感じている。
#八郎沼 くせのある魅力
若手陶芸家の八郎は、戸田恵梨香さん演じる主人公・川原喜美子とひかれあい、互いの人生に大きな影響を与えていく。とことんマイペースなキャラクター。真面目で不器用だが、喜美子への思いは人一倍強い。内に情熱を秘め、急に「抱き寄せても、ええですか?」と口走る。
独特の空気感をまとった、くせのある魅力にはまってしまう視聴者は多数。SNSでは「#八郎沼」というハッシュタグも生まれた。「つかみどころがありそうでない。不思議な人ですよね」と松下さんは八郎を語る。
自身を変えるきっかけとなった舞台「母と暮せば」。その経験は「スカーレット」の名場面に結実します。「テレビに出ているということを最後は忘れて」という2人のあのシーンについても語ってくれました。
朝ドラのオーディションに挑戦…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル