26日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)で、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業に絡み、秋元司衆院議員が収賄容疑で逮捕されたことを報じた。
一方、東京地検特捜部が東京・永田町の衆院議員会館にある容疑者の事務所で現金300万円の授受があったとみて捜査していることも判明した。また、特捜部は、関係先として、千葉県印西市にある自民党の白須賀貴樹衆院議員(44)=千葉13区=の地元事務所と、宮城県石巻市にある自民党の勝沼栄明前衆院議員(45)の地元事務所も家宅捜索した。
同容疑者が所属した二階派の二階俊博幹事長は「本人は強く嫌疑を否定している」とした上で「こういうことになった以上、秋元さんの主張がどこまで認められるかどうか、慎重に見守らないといけない」と述べた。また、菅義偉官房長官は会見で「捜査機関の活動内容に関わる」と言及を避けた上で、IR事業への影響については「できるだけ早期にIR整備による効果が実現できるよう着実に進めたい」と述べた。
さらに秋元氏は自民党へ離党届を提出し即日、受理された。こうした事態にコメンテーターで同局の玉川徹氏は「自民党中枢と関係ないという火消しを今、続けているんですけど、僕が腑に落ちないのは本人は否認しているわけですよね。否認しているのに、すぐ離党届を出して自民党は受理して、なんだこの早い展開はと」と指摘した。
その上で「僕らかすると、自民党の秋元議員っていえなくなったんです、これからは秋元議員とかでしか呼べない。そういう風な形でイメージをなるべく悪くしないようにする対策なのかなと見えてくると、イメージを守りたいのかもしれないけど、なんかまた胡散臭ぇなって感じになってくるんです」とコメントしていた。
報知新聞社
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