15日(土)午前に東北北部で梅雨入りしたとみられると発表がありました。発達する低気圧の影響で、全国的に雨が降っていて、日曜日にかけて、北陸や北日本でも荒れた天気になりそうです。また、この先は日ごとの気温の変化にも注意が必要です。
15日(土)の夜にかけて、関東でも、雷を伴う激しい雨が降り、風も強く横殴りの雨となりそうです。西日本や東海では雨量がさらに増えるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒が必要です。16日(日)にかけては、雨や風の強い範囲が北陸や北日本中心に移る見込みです。また、雨が上がり、天気の回復する西日本・東日本でもまだ風は強く、波の高い状態が続くでしょう。
その後、来週の前半は、一旦晴れ間のある地域が多くなりそうですが、後半は梅雨入りが平年より遅れている西日本でも、雨や曇りの日が続く可能性があります。全国的にこれまで以上に雨の降り方に注意が必要な時季を迎えそうです。
さらに、この先、気温の変化にも注意が必要です。最新の1か月予報によると、6月中は、西日本~北日本で、気温は平年並みか低い見込みです。特に、近畿地方や中国・四国地方では、18日(火)頃からの約1週間は、気温が平年よりかなり低いと予想されています。ただ、晴れ間に気温が急上昇することがあると、日ごとの寒暖差が大きくなるため、体調管理にはお気を付けください。
(気象予報士・片山 美紀)
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