この先は曇りや雨の日が続き、まるで長雨の季節のようでしょう。23日から24日はこの時期としては雨量が多くなりそうです。26日も雨が中心ですが、関東甲信の山沿いや内陸を中心に雪のまじる所があるでしょう。
まるで菜種梅雨のよう
この先の週間天気図を見てみると、本州の南には前線が停滞し、まるで梅雨のような気圧配置になっています。この時期は、九州から関東の太平洋側は冬型の気圧配置で冬晴れになることが多いのですが、この先は曇りや雨の日が多くなる見込みです。春先に梅雨のように雨が続くことを「菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼ぶことがありますが、まさに菜種梅雨のような季節を先取りした天気になりそうです。
あす 九州や四国では激しい雨
あす23日は九州と四国は午前中を中心に雨が降り、雷を伴って局地的に激しく降る見込みです。中国地方や近畿も昼頃まで雨が降るでしょう。次第に雨の範囲は東に広がり、北陸や東海、関東は昼頃から雨が降り出すでしょう。24日も太平洋側沿岸部を中心に雨が降る見込みです。九州から東海にかけて、この時期としては雨量が多くなりそうです。23日から24日を中心に、最低気温、最高気温はともに平年より大幅に高い所が多く、3月下旬から4月上旬並みでしょう。那覇では最高気温25度くらいまで上がり、汗ばむくらいの陽気になりそうです。
関東甲信 山沿いや内陸で雪のまじる日も
25日以降も曇りや雨の日が続く見込みです。23日から24日は九州から関東にかけて雨の所がほとんどですが、その後は冷たい雨となり、26日頃からは関東甲信の山沿いや内陸を中心に、所々で雪のまじる日がありそうです。気温も一気に寒中らしい寒さになるでしょう。
日本気象協会 本社 小野 聡子
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