きょう23日(木)の九州は季節外れの暖かさとなっています。きょう午後3時までの最高気温は宮崎県延岡市23.9度など、1月としては観測史上1位の記録となっている所があります。この先も気温は平年より高い日が多く、農作物の管理などに注意が必要です。
記録的な暖かさ
きょう23日(木)午後3時までの最高気温は宮崎県延岡市23.9度、大分県佐伯市宇目21.3度、福岡県大牟田市と熊本県菊池市20.5度、長崎市野母崎20.0度と、平年より10度前後も高く4月並みの気温の所が多く、1月としては観測史上1位の記録になりました。本来ならばこの時季は寒の内で、1年で最も寒い時季にあたりますが、きょうは低気圧の通過に伴い暖かい空気が流れ込み、九州は異例の暖かさとなっています。
向こう1か月も気温高い
きょう発表された1か月予報によると、このあとも九州への寒気の流れ込みは弱く、2月中旬にかけての気温は平年より高くなる見込みです。九州北部には引き続き、高温に関する早期天候情報が発表されています。九州では12月以降、記録的な暖冬が続いており、農作物の生育に大きな影響が出ている所があります。この先も農作物の管理などに注意が必要です。
日本気象協会 九州支社 尾花 麻美
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