ウェザーマップでは毎年、さくらの開花時期を予想しています。
先ほど、ことし2020年の第1回開花予想が発表されました。
2020年のさくらは、東日本から西日本では3月下旬、北日本では4月に入ってから開花するところが多いでしょう。
全国的に平年よりも早い開花となり、大幅に早くなるところもありそうです。東海から西の太平洋側など、温暖な地域では平年並みのところもあるでしょう。
ことしは寒気の南下が北日本止まりとなる傾向で、東日本から西日本を中心に広い範囲で暖冬となっています。
冬の気温が高いと、桜が眠りから目を覚ます「休眠打破」が鈍くなるとみられます。
ただ、先ほど発表された1か月予報によると今後2月24日にかけての平均気温も全国的に高く、その後3月にかけても気温の高い傾向は続く見込みです。
暖冬の影響よりも、さくらの成長を進めるその後の高温の影響が大きく、結果的に平年よりも早く咲くところが多くなる予想となりました。
今後も開花予想は定期的に更新されるため、お花見を予定されている方は参考になさってください。
(気象予報士・宮崎由衣子)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース