小泉進次郎環境相(衆院11区)が取得を表明した「2週間分の育児休暇」は、地元行事への出席など政治家としての活動を取りやめた時間も含めることが分かった。国会議員や大臣に勤務時間の規定はなく、週末などに政治活動をしているケ-スも多いため、公務と政務の削減分を合算して取得時間とする考えだ。
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17日に第1子の長男が誕生した小泉氏は、3カ月間で通算2週間分の育休取得を目標に掲げている。
環境省によると、2週間は職員の14日分の勤務に換算した約110時間を想定。短時間勤務や副大臣、政務官への公務の分担などを活用し育児のための時間を確保する。自宅でテレワ-クを活用して打ち合わせをした時間などは勤務として扱う。小泉氏からの申告を環境省が集計し、一定期間後の取得状況公表を検討しているという。
男性閣僚の育休取得は初めてで、小泉氏は「公務最優先、危機管理は万全」と強調。国会や閣議への出席など重要な公務以外の時間を使って育休を取得する方針を示している。
神奈川新聞社
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