チバテレ(千葉テレビ放送)
去年の台風15号による強風で倒壊した君津市内にある送電線の鉄塔。
約4か月を費やし復旧工事が完了しました。 去年9月、台風15号による強風で、君津市長石にある送電線の鉄塔2基が倒れ、この影響で県南部を中心に最大で約10万7千軒が停電しました。
そして、24日、約4か月におよぶ復旧工事を経て完成した2基の新しい鉄塔が公開されました。
東京電力によりますと、いずれもこれまでと大きさはほぼ変わりませんが、鉄骨や基礎の部分は以前を上回る強度になっているということです。
現場では複数の作業員がジャンパー線と呼ばれるケーブルを取り付ける作業を慎重に進めていました。
復旧工事中は別の配線ルートを利用して暫定的に送電を行っていましたが、東京電力は鉄塔が復旧したことで、より安定的な電力供給が可能になると説明しています。 なお、点検や検査を経て24日午後4時過ぎに送電が始まったということです。
東京電力パワーグリッド工務部 グループマネージャー 松村幸治さん
「(去年)9月9日に鉄塔が倒壊しまして地域の方々を含め停電でご迷惑をおかけして改めてお詫び申し上げます」「ライフラインとしての使命感と携わる我々がいかに県、国を含めた防災という目線でどこまで入っていけるかということが今後の課題だと思っている」
チバテレ(千葉テレビ放送)
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース