2日、三重県志摩市の沖合で、素潜り漁をしていた海士(あま)の男性が溺れて死亡しました。三重県では2日が漁の解禁日でした。
2日午後3時30分ごろ、三重県志摩市大王町船越の沖合で「60歳の男性の海士が海中に沈んでいた」と漁協を通じて鳥羽海上保安部に通報がありました。
見つかったのは市内に住む海士の60歳男性で、心肺停止の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。死因は溺死でした。
2日は三重県の素潜り漁の解禁日で、男性は午後1時半ごろから1人で漁に出ましたが、1時間以上経っても帰らなかったため、漁協関係者が捜索したところ、岸から100メートルほどの海中に沈んでいたということです。
男性は海士歴30年のベテランで、鳥羽海上保安部によりますと、2日は晴れで海上はうねりもなく穏やかだったということです。
東海テレビ
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