祇園祭で知られる八坂神社(京都市東山区)で2日、節分祭が始まり、京都五花街の一つ、宮川町(同区)の芸舞妓(げいまいこ)らがあでやかな着物姿で豆をまき、無病息災を願った。3日も行われる。
舞妓が舞殿(ぶでん)で舞を奉納した後、太鼓の音に合わせ、年男年女の氏子ら約20人とともに豆が入った小袋を勢いよくまくと、参拝者らは手を伸ばして受け取っていた。同神社の境内に鬼はいないとされており、掛け声は「福は内」だけとなっている。
参加した年男の祇園祭山鉾(やまほこ)連合会理事長の木村幾次郎さん(71)=同市中京区=は「福をもらっていただけるように心を込めて豆をまいた」と話していた。
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