関西テレビ(大阪市)は18日、5月18日に放送したバラエティー番組「胸いっぱいサミット!」で、作家の岩井志麻子氏が韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもの」などと発言したシーンを放送したことについて、取材に対し「視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現」「そのまま放送するという判断は誤りだった」と謝罪のコメントを出した。
コメントの内容は以下の通り。
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この表現をそのまま放送したことは適切な判断ではなかったと考えています。当初は差別的な意図はないと考え、放送したものでしたが、その後、様々なご批判を受けて社内で議論いたしました。
その結果、様々な感じ方をされる視聴者の皆様への配慮が足りず、心情を傷つけてしまう可能性のある表現であり、そのまま放送するという判断は誤りだったとの結論に至りました。視聴者の方々には申し訳なく思いますし、真摯(しんし)に反省しております。
今後は、多様性の尊重、人権の配慮といった放送に求められる価値を重んじた番組づくりに努めて参ります。(杢田光)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル