23日に予定していた第11回いわきサンシャインマラソンについて、実行委員会は19日、「大勢の人が集まると新型コロナウイルスの感染拡大のリスクが高まる」として中止すると発表した。昨年は降雪の影響で中止し、2年連続の中止になった。
実行委会長の清水敏男市長は「コロナウイルスが猛威を振るう中、リスクが1%でもあれば、公共の立場として中止せざるを得ない」と話した。医師会の意見も聞いた上で判断した。23日の大会にはフルマラソンなどに県内や首都圏などから1万281人がエントリーしていたが、参加料は返還されないという。
実行委には、感染を心配して中止を求める問い合わせやボランティアを辞退する連絡などが入っていた。(柳沼広幸)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル