江戸時代の貴重な人形など約5千点を集めたさいたま市岩槻人形博物館(同市岩槻区)が22日、開館した。同区は日本一のひな人形の産地として知られ、全国でも珍しい人形専門の公立博物館で町おこしを狙う。カフェやイベントスペースを備えた「にぎわい交流館いわつき」も、敷地内に同時オープン。
ひな人形や御所人形のほか、江戸時代に身分の高い女性が嫁入り道具とした犬形の調度品「犬筥」を代表的な逸品として展示。交流館では土日を中心に、伝統工芸士の指導による人形作り体験などのイベントを開く。
博物館は延べ床面積約2千平方m、市が約42億円をかけて建設した。観覧料は一般300円。
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