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大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号について厚生労働省は22日、必要なウイルス検査をしないまま下船した乗客が23人いたことを明らかにした。加藤勝信厚労相は「国民の健康につながることで、本来許されない。深く反省をしている」と陳謝した。対象者には自宅待機を依頼し、再検査をするという。
厚労省によると、乗客には今月5日から、客室内で待機してもらうなどの感染防止策を取った。新型コロナウイルスの潜伏期間を踏まえ、14日間の健康観察期間の間に感染が確認されなければ下船でき、19、20日には、せきや発熱がなく、検査で陰性だったとして717人が下船した。
だが、このうち23人は感染防止策を取る5日より前に検査し、その後は検査しないままだったという。いずれも同船を香港で下船後に新型肺炎を発症した男性や、発熱や呼吸器症状を訴えていた人の濃厚接触者。その段階では陰性だったが、下船前に再度検査をしなければならなかった。職員が乗客の部屋を回って検体を採取する際に散歩などで不在で検査できず、その後も確認を怠ったという。
厚労省によると、23人のうち…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル