新型コロナウイルスの感染拡大に伴うイベントなどの自粛や政府の一斉休校要請をうけ、フリーランスや個人事業主として働く人たちから悲鳴が上がっている。フリーランスの人たちでつくる協会には、大幅な収入源を嘆く声や政府の新しい休業補償対策から漏れたことへの憤りが続々と届いている。協会は4日、こうした声を政府に提出し、改めて支援策の検討を要望した。
「3月予定の学会、その他イベント中止により、仕事依頼案件が全てキャンセルでゼロ収入」(映像 音響 オペレーター)
「演奏の仕事では集客自体がNGとなれば全ての仕事がなくなります」(ピアニスト、ピアノ講師)
フリーランスで働く人や開業を検討している人ら約2万4千人でつくるプロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(東京)が現場の声を集めたところ、4日朝までに悲鳴に近い声が次々に届いたという。
仕事減は収入源に直結
自身も講演などの仕事が減っている平田麻莉代表理事は取材に、「フリーランスの人たちにとって仕事の減少は収入減に直結する。緊急事態だ」と訴える。
安倍政権は臨時休校に伴って勤…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル