2000年3月、営団地下鉄日比谷線の中目黒―恵比寿間で電車が脱線し乗客5人が死亡し、64人が重軽傷を負った事故から8日で20年となり、営団を引き継いだ東京メトロの幹部が、犠牲者の追悼と再発防止を誓うため、現場近くの慰霊碑で献花した。
事故は都心に近い混雑路線で発生した衝撃の大きさから、鉄道の安全対策に注目が集まるきっかけになった。01年には現在の運輸安全委員会の前身に当たる組織が発足し、常設で原因究明に当たる体制がスタートした。
東京メトロによると、現在の社員約1万人のうち事故後の入社が3分の2に上っており、同社は風化を防ぎ、安全意識を徹底したいとする。
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