江戸時代に庶民の間で広まった、木桶に入れた番茶を泡立てて飲む、「桶茶」の体験会が、愛知県豊田市で開かれました。
豊田市稲武町の「桶茶」は、町の歴史資料を収蔵する施設に茶を立てるための道具一式が残されていたことから、日本茶の普及活動などを行う日本茶インストラクターが8年前に再現したものです。
地元で獲れた茶葉を炒って、煮出し、桶に入れて、塩をつけた独特の長い茶せんで泡立てて出来上がり。観光客は香ばしくてさっぱりとした「桶茶」独特の風味を楽しんでいました。この体験会は29日も開かれ、観光協会は、今後も地域の観光資源として桶茶を活用していきたいと話しています。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース