将棋の竜王戦2組ランキング戦の準決勝が4月17日に行われ、松尾歩八段(40)と佐々木勇気七段(25)が対局、119手で千日手が成立し、両者合意の上で、後日指し直しが決まった。
勝てば2組ランキング戦の決勝進出、本戦出場と来期の1組昇級が決まる大事な一局は、両者譲らず終盤戦に突入すると、先手の佐々木七段を攻め込む松尾八段の一手から同一局面が4回繰り返され、千日手が成立。休憩時間を取った上で、同日に指し直されるケースがほとんどだが、本局においては両者合意の上で、日を改めることになった。
千日手が成立した直後、佐々木七段の方から松尾八段に後日の指し直しを提案。松尾八段も、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、長時間に渡る対局がさらに深夜まで伸びることへの警戒に対して同調し、主催者の同意を得る形で決まった。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース