作家・村上春樹さん(70)が26日、東京・半蔵門のTOKYO FMホールで開催されたライブイベント「村上JAM」に参加した。
ディスクジョッキーを務める同局の特別番組「村上RADIO」の公開収録で作家活動40周年を記念して行われたイベント。会場にはノーベル医学・生理学賞受賞者で京大iPS細胞研究所・山中伸弥所長(56)も駆け付けていた。
村上さんは、壇上に山中所長を招き「ランニング友だちです。こないだもフルマラソンを一緒に走って、一緒だったベストタイム3時間27分を追い越されまして…」と紹介。「2週間後のフルマラソンでもいいタイムだったみたいですけど、友だちに『なんとか細胞、入れているんじゃない?』と言ってたんです」とジョークを繰り出すと「ドーピングはしておりません」と笑顔で返されていた。
さらに山中所長は「ランニングの時は春樹さんの英語のオーディオブックを聴いています。春樹さんの作品は筋が読めないので、しんどいランニングも気付けば終わってる」と愛読者であることを強調。その上で「あ、そうだ。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』っていう作品ありますよね。これから恋愛がどうなるのかってところで終わっちゃうんですよ!」と読者として“抗議”。村上さんが「そこがいいんですよ」と応じると「私が代わりに書きますから」とジョークで切り返していた。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース