兵庫県の井戸敏三知事は24日に会見し、新型コロナウイルス対策の特別措置法45条に基づき、休業要請に応じないパチンコ店について、27日正午をめどに店名を公表すると発表した。大阪府の吉村洋文知事が6カ所のパチンコ店名を発表したのを受け、「規制基準を大阪と同程度にする必要がある」と述べた。
会見で井戸知事は大阪のパチンコ店名公表により、「兵庫が開いていると県境を越えて集中する可能性がある」と、いわゆる「越境パチンコ」に警戒感をあらわにし、兵庫県内でも休業要請に非協力的な店名を公にすることで、感染拡大を食い止めたいと話した。
同県内では、パチンコ店の約1割が営業を続けているとされ、25日中に改めて休業要請を通知。応じない店名は27日正午以降、速やかに公表するとした。
また休業要請対象外の100平方メートル以下の小規模施設についても「連休中に密になる可能性があるので今後要請の対象とし、支援金も検討したい」と語った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース