政府が緊急事態宣言を延長したことを受け、兵庫県の井戸敏三知事は4日に会見し、外出自粛や事業者への休業要請を継続すると明らかにした。「引き続き接触機会の8割減少に向けてご協力いただきたい」と呼びかけた。
井戸知事はこれまでの1カ月間について「兵庫と大阪との移動自粛などで、成果はかなり上がってきている」と説明。延長決定については「(制限を)緩めると、元のもくあみになる瀬戸際。全国一律でなくなると、どこかに人が集中してしまうので、適切な判断だと思う」と評価し、「患者数の推移を見極めながら、移動と交流のある(大阪府、京都府の)3府県が同じ対応を検討しないといけない」と述べた。
緊急事態宣言の延長に伴い、パチンコ店などの県内の遊興施設に対する休業要請は31日まで延ばすが、大型連休中に宿泊施設や学習塾などに出していた休業の協力要請は7日で解除するとした。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース