妖怪パワーでコロナ退散──。名古屋市の生花店が、疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」と、国産花きを組み合わせたフラワーアレンジメントを売り出している。
販売するのは1945年創業の老舗生花店「坪井花苑(かえん)」。バラやガーベラ、カーネーションなど6種類の花を使ったアレンジに、社員が描いた愛らしいアマビエのイラストを添えた。
アマビエは、江戸時代に肥後(熊本県)の海に現れたと伝わる妖怪。見た目は半人半魚で、その姿を絵に描いて人に見せると疫病が鎮まるとされる。新型コロナウイルスの早期終息を願い、同社が3月下旬から販売している。
坪井清滋専務は「花を通して少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と話す。(富永健太郎)
日本農業新聞
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