福岡県公安委員会は14日、2月に撤去された特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)の本部事務所に代わり、2次団体・矢坂組の事務所(同市小倉北区)を新たな拠点として指定する方針を固めた。数年にわたり、同事務所を代替施設として使用している実態に即した判断。捜査関係者への取材で分かった。今後、国家公安委での必要な手続きを経て、官報で公示する見通し。
公安委は新拠点指定後、暴力団対策法に基づき、組員の立ち入りが原則禁止となる事務所の使用制限を命じることも検討する。県警は今後も組員の動向を捜査し、工藤会対策を進める方針だ。
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