登山家の野口健さん(46)が20日までに自身のツイッターを更新。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、静岡県が県が管理する富士山の3登山道を開山期間にあたる7月10日から9月10日まで閉鎖すると発表したことについて、自身の見解をつづった。
「山小屋での三蜜を防ぐ事が難しいとの判断で五合目から上は閉鎖との判断。閉鎖に五合目を含めるのかどうか、賛否両論あるのは理解しています」とした上で「観光自体が否定される話ではないので『100か0』ではない。『五合目までの日帰り』という条件を徹底できるのであればありではないか」と提言した野口さん。
静岡県はルート上全ての山小屋も休業。山梨県側の登山道閉鎖もすでに決定しており、同山は夏山閉鎖となる。夏季に4つのルートがすべて閉鎖されるのは少なくとも静岡県が登山道の管理を始めた1960年以降、初めてではないかと説明している。
野口さんは15歳の冬に雪上訓練で初めて富士山に登り、以来、清掃登山などで50回は富士山に登ってきたという。
報知新聞社
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