27日放送のTBS系情報番組「ゴゴスマ」(月~金曜・後1時55分)では、冒頭で昨年7月、京都市にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、36人が死亡、33人が重軽傷を負った事件で警察が青葉真司容疑者(42)を事件から10か月余りたったこの日、放火や殺人などの疑いで逮捕したことを報じた。
この日の番組に生出演した元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)は「本音で言えば、なんでこの容疑者の命を助けないといけないんだと思います」と、まずコメント。「ただ、日本の民主国家の建前としては、たとえこういう事件を犯したとしても、きちんと命を救って裁判にかけるって言うのが民主国家の建前なんですよ。これをしっかり守らないと民主国家が成り立たない」と続けた。
その上で緊急事態宣言中の賭けマージャンで訓告処分となった黒川弘務前東京高検検事長(63)に件に触れ、「現金を賭けたマージャンは賭博罪。現金を賭けないマージャンをやっている人なんて見たことがありません。みんな賭けてますけど、建前上は賭博罪なんです。建前をしっかり守っていくのが民主国家の起訴なんだったら、当然、青葉容疑者は命を救って裁判にかける。黒川検事長も賭博罪で裁判にかけるってのが当たり前のこと。その点では黒川検事長の処分には非常に不満を持っています」と厳しい表情で話した。
報知新聞社
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