被災地に防犯カメラ100台 防災相、避難所マスクせず「配慮不足」
松村祥史・国家公安委員長兼防災担当相は16日の閣議後会見で、能登半島地震の被災地に防犯カメラを約100台設置する方針を明らかにした。被災地で空き巣などの被害が出ており、「設置を加急的速やかに進めていきたい」と述べた。 警察庁によると、石川県内では15日までに、住民が避難した住宅への空き巣や置き引きなどの被害が計22件確認された。防犯カメラの具体的な設置場所は、避難所や街頭などをはじめ今後検討するという。 松村氏はこの日の会見で、14日に石川県内の避難所を訪れた際にマスクを着用していなかったとの質問を受け、「着けていない場面もあった。少し配慮不足であったと思っている。被災者の方々に心配や不安を与えてしまったかもしれない。今後しっかりと配慮した形で対応していきたい」と話した。(板倉大地)Source : 社会 - 朝日新聞デジタル